倖田來未「WINGS」レビュー
「WINGS」は2023年1月18日にリリースされ、今月から倖田來未がテレビやラジオでプロモーションをやっています。
この素敵なアルバムをトラックバイトラックレビューで紹介したいと思います!
1.Wings
自分らしい翼を広げ未来へ歩んでいけるという意味の曲です。
「Wings」はJPOPの世界でよく聴く典型的なピアノバラードとは違って、美しいだけでなくパワフルなミッドテンポのバラードです。 ふわふわ感があり、少し幻想的で、この曲を聴く自分が浮遊しているかのように感じます。 アルバムのコンセプトやミュージックビデオを曲と合わせて考えると、全体的に完成度が高いと思います。 歌のメッセージを完璧に届けたいアーティストは、こんな風にコンセプトを徹底的に磨いてから出すべきだと思います。
「翼」というテーマも、彼女の歌「DANCE IN THE RAIN」の「翼を広げ」の歌詞を思い出します。 倖田來未は、自分が好きなテーマやメッセージを作品の中でよく繰り返すので、意図的だと思います。 「イケメンシリーズ」というゲームの主題歌にもなっています。
2. Hello Yesterday
「Hello Yesterday」は、ハッピーな曲です。前に進むのは大事ですが、過去の自分と向き合うことも大事という歌詞で、メロディーはシンプルなのにメッセージ性があって良いですね。背中を押してくれるようなメッセージ性の強い歌はまた増えましたね~ 嫌な思い出があっても、みんなそれぞれ振り返ってもいい過去はあります。
倖田來未は曰く
「でも「Hello Yesterday」ってタイトルはおかしい言葉だけど、終わった過去に対して「こんにちは!」っていうのは面白いと監督が言ってくれて。コーラス部分にもそこのワードを入れているんですけど、昨日の自分、失敗した自分にも「こんにちは!」って笑顔でいられるような自分でいたいし、そんな昨日を過ごせていたら素敵だなって。」
3 & 4. BLACK WINGS - Interlude & Trigger
「BLACK WINGS - Interlude」と「Trigger」は「堕天使」のくうちゃんを紹介。
とてもカッコイイ歌です!ヴァース、コーラス、ブリッジはそれぞれ違ってクールに聞こえるサウンドが重なっています。 くうちゃんの進化を感じる曲です。
「IT AINT OVER」というところは、倖田來未という歌手の成功は、これからですよって言いたいと思います。。 彼女は人の目から消えた時期がありましたが、彼女は力強く復活しました。
「KO SO KO SO」のアウトローで彼女が呟いた「It's not over」をオマージュしました。彼女はこのように今までの曲のエッセンスを新しい曲にちりばめています。ファンとしてもそれを発見するのは面白いですね。
5. Heaven Tonight
「Heaven Tonight」は、ライトなポップソングで聴きやすい歌です。2022年の「heart」の歌「RED」との雰囲気が少し似てると思います。「RED」が好きな人はきっと気に入ると思います。ゲームの中にカフェか穏やかな場所のBGMでありそうな、と思いました。結構心地良い曲です!
6. it's K magic
「it's K magic」は、勇気づけてくれる、個人的に大好きな曲です。歌詞は「チャンスをつかむ」「人生を変えるのは自分次第」「リスクは怖くない」というメッセージが込められています。 とても激しい曲でKPOPのサウンドもちょっと匂わせますね。 色んなサウンドが重なっているアップテンポの曲で、聴くとテンションがすごく上がります! パワフルになって、手を挙げて空に向けて[Killer Monster」で出てきた歌詞「勢いロケット」のように空を飛べそうな気分になります!
オリックスの黒木優太投手に書き下ろしの歌にもなっています! 彼は「倖田組」らしいです!嬉しいですね。
「K magic」はもちろん、なんでもできる、勇気がたくさんある倖田來未のことだと思います。「倖田來未の魔法」という意味なんですが、実際は「魔法」が必要というわけではんく、人は成功したいなら自分の努力とやる気次第ですね。
是非、「WINGS」は素晴らしい作品なので、みんなに聴いてほしいです!
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