倖田來未:私が感動した歌詞10選
「倖田來未の良さは“音楽と素直に生きている”ところだと思っているので、
そこだけは譲らない」
倖田來未といったら、ほとんどの人は「キューティーハニー」や「愛の歌」が思い浮かぶかもしれませんが、実は素敵な曲は山ほどあります。特に最近の倖田來未の曲は、主張が強めで彼女が歌いたい歌を書いて歌っている感じがあって素晴らしいです。知らない人が多いと思いますが、倖田來未はデビューしてからアルバムの曲を自分で作詞しています。ソングライターとしても歌手としても、すごく成長してきたし、サウンドも進化してきたので、最近の歌は得に彼女らしくて優れた感じがします。恋愛と失恋の歌詞から離れてきましたけど、ファンを勇気づけるような、「ずっと自分らしく生き続けてください!」というような言葉が多くて年齢と性別に関係なく誰が聴いても感動すると思います。
なので、一番好きな歌や歌詞を紹介したいと思います。
10. Dance In The Rain

雲の隙間から希望のライン
だけど翼のない私には
うまく飛び立てない
さぁ目を閉じて
イメージして
翼広げ
and then you dance, gotta dance,
dance in the rain
悲しみすべて away
cause you dance, gotta dance, gotta dance, dance in the rain
何かが 変わる事信じて
明日という 光へ
「WALK OF MY LIFE」というアルバムに入っている曲です。特にそのアルバムを出してから、「本当の倖田來未」が歌っているかのように感じ始めたという岐路でしたね。自分がやりたい、自分が歌いたい曲が「WALK OF MY LIFE」にたくさん入っている気がします。特に「Dance In The Rain」は自分の言いたいことを込めることができて、自分がアーティストとしての原点に気付かせてくれた曲だと彼女が思っているらしいです。
雨に打たれながらも、どんなに苦しくても、その中でも力強く踊る、生き続けることが歌詞に込められているメッセージなのですが、2020年にリリースされたレディーガガの「Rain On Me」という曲にも同じようなメッセージが込められていますよね。この曲は2015年にリリースされたので面白いことにレディーガガより5年も先に作られています。2人は仲がいいのでもしかしたら日本の代表的な歌姫にインスパイアされたかもしれませんね!
9. For...

今わたしは 幸せですか?
今わたしは 笑ってますか?
信じたことは 間違いじゃない
私らしくいたいけど
2020年の「AngeL」というアルバムに入っている曲です。コロナ禍で倖田來未がファンのことを思ってくれて作った曲です。それに、ステイホームの時期にインスタライブでファンと一緒に作り上げた曲なので、クレジットには作詞が倖田來未とall fansになっています。感動しますね。
その頃にいつになったらまたファンに会えるかしら。。。と思っていたアーテイストが多いかもしれませんね。それを考えて聴いたら歌詞の意味が心をもっと強く打って涙が溢れそうになりますね。
8. XXKK

弱みは
見せない主義で
泣きたい
夜もあった
今こそ
立ち上がるわ
MY NAME IS…
XXKK 祝って今夜 Cheers
倖田來未が20周年にリリースした曲です。一世を風靡したアーティストの一人ですし、大成功してきたアーテイストなので、ちょっと自慢しても良いでしょうか?本人によると、自分のためだけの曲を作ってみようかなと思って「XXKK]が生まれました。
「MonsteR」というアルバムに入っていて、「倖田來未」を現したアルバムがそれまでなかったと思います。。
「MonsteR」については本人曰く、
「WFACEのころよりも、もうちょっとメッセージ性というか自分の築きあげてきた、軌跡だったり感じてるものみたいなのを歌詞の中に表現したいなっていうのがあって。。」と言いました。
7. It's My Life

揺さぶる鼓動隠せないわ
スタートしてるこれがreality
ある日目が覚めて気がついた
この世界が壊れてくことを
人生は 冷たかった
人生は 甘くはないの
But 今までの自分切り捨て
生まれ変わり 自分の力で切り開く
周りに振り回されちゃいけない、自分の自由を絶対譲らないという意味の歌です。ファンに伝えるといいです!影響力が大きくなればなるほどアーティストとしての役目を有効に果たしていると思うので、きっと倖田來未は影響力の大きいアーテイストの一人だと思います。
ドロップパートに“いい加減にして”とインパクトある言葉を叩きつけながら、人生は予測できないからこそ自分で切り開くと高らかに宣言します。
6. SOMETIMES DREAMS COME TRUE

間違うこともあっただろう
正しいと気づけただろう
何度涙するだろう
自分信じて
不安消して
動き出せば
Sometimes Dreams Come True
夢を持つことは素晴らしいこと。
でも、自分から行動しないとその夢を達成するのは難しいですね。
この歌も「WALK OF MY LIFE」というアルバムに入っています。夢がある人に「絶対諦めないでね」というメッセージが入っている曲です。
まるで必死で夢を追う少女時代の“倖田來未”のことも表現していますね。
彼女はこう語りました。
「これはジェシー・Jが作った曲で、夢は無心に追っていれば、あるときポンと叶ってしまうことがあるんだよってメッセージに思えて。自分の描いてきた人生を重ねて歌詞に広げていったんです。」と。
5. WHO

どうでもいい 評価気にしてる 誰 dare 誰??
幸せ?不幸? 決めるのは そう 誰 dare 誰??
up down up down 夢にtrip を uhlala 何処へ?
私は“私”の ままでいたい Ladidadi dadi
I never give up
「AND」というアルバムに入っている曲です。『他人のために自分の人生を費やさないで』と伝えてくれていますね。幸せになるという選択肢は自分の中にあり、そう決めるのは自分でしかないです。「私のままでいたい」という言葉は、倖田來未がファンに自分らしくいてもらいたいというテーマが現れましたね。
彼女曰く、
「「WHO」には、歌だからこそ伝えられるメッセージがあると思うんです。この歌詞を言葉だけで伝えちゃうと、きつかったりいじわるに聞こえたりしてしまうかもしれないけど、歌にすると伝わりやすいかなと思って歌詞を書きました。私、素のときは本当にマイナス思考なんですよ。自分が美しくいるためには、内面を磨かないといけない。じゃあどうしたらいいかと思ったときに、自分を否定せずに肯定してあげなあかんというところに行き着いたんです。そのためにも自分を肯定する曲を作ってみたいなと思って。「周りのことを気にしてるのは誰や。そんなことしていてもしょうもない人生やで」というのを世の中に伝えたかった。」と語りました。
4. DO ME

私にしかできないことを
逆にゆうとあなたは 絶対
できないもの 私は持ってる
気づいて―ay―ay.ay .ay―ay
私のことを嫌いかもしれないけど
私もあなたにだけ
なりたくないわ
2019年のアルバム「re(cord)」に入っています。「XXKK」みたいに自慢してるような曲ですが、僕の個人的な解釈なのですが、倖田來未がファンに自分に才能があることに気づき、プライドを持ちながら生き続けてもらいたいという意味だと思います。ある程度のプライドを持つことは悪いことじゃないですね。
「中身空っぽの何がいいの?」など、倖田らしい強くタフな人間像が表現されています。
「人って、見たことがないもの、想定外のものに恐れを抱いて拒否反応を示すと言いますし、だから批判的な意見も多かったのかなって。だけど収録曲『DO ME』では、今や堂々と<王道が好きならそっちへGO>と歌えるようになっています。」と彼女が言いました。
3. BOW WOW

正しいが全てじゃないじゃん? Hater
満足なの これが私の生き方
とやかく言えるの? あなたのLife
自分のこと誇れるようになってから
あれこれ言って
積み重ねたEveryday
見たこともないくせ 偉そうね だから
言わないで 傷つけないで
あなたにそんな価値なし
BAD...Bow Wow
2022年の「heart」の曲です。
歌詞と共に2022の日本の状況をじっくり考えればその背後にある意味がわかると思います。
「つまらない世の中、私のための人生」
特に今年は、自分自身を信じて正しいと思うことを貫くことが大切だと思います。倖田來未がファンを色々考えさせたくて、この歌を聴いたら精神の在り方を何らかの形で変えたファンがいるかもしれません。
「正しいが全てじゃないじゃん?hater」
「Hater」 は 「アンチ」という意味で、他の人をジャッジしたり決め付けたりしている人を批判している曲だと思います。
2. NO ONE

「知らないと言われるくらいなら
嫌われたって 私らしく」
どれだけの道を選んで
どれだけの未知乗り越え
僕らは迷いながら今
あの日の涙はもう
足元照らす a Beam of Hope
理想掲げ 目を覚ませ
倖田來未には限らないですが、彼女は有名になってから賛否両論の時があったり、それと一緒に付いてくる誹謗中傷などを乗り越えなきゃいけなかった時もありましたね。でもそういう時があったからこそ今の倖田來未が存在します。その都度傷つきながら、そこから這い上がって、こんな風に歴史を繰り返して来て、失敗から学ぶというのもありますが、その時は必要以上に大勢に叩かれて、きっと色々考えさせられたと思います。大勢に愛されるのは必要? ファンだけに愛されることが十分だと思いながら、その大変な時を克服できたそうです。その経験で更に強くなったと考えられます。なので、今の倖田來未は精神的に強くなり、自分の声を持てて本音を歌詞に載せることができたのだと思います。
「知らないと言われるくらいなら嫌われたって 私らしく」というパワーワードでこれが倖田來未なんじゃないか?と本人が思い、どうしても楽曲に入れたくて、「No One」のイントロを聴いた時に「この曲だ!」と思ったらしいです。
彼女はインタビューでこう語りました。
「倖田來未は、つまずいても必ず立ち上がってきたなっていうのもあって自分の歩いてきた道みたいなものをこの楽曲で、表現したかったし、あたしだけじゃなくて頑張ってる人たちで世の中にたくさんいて、その人たちの背中を押してあげる曲になればいいなっていうもあって作った楽曲なんですよ」と。
1. WALK OF MY LIFE

ファンにとっては倖田來未の名曲の1つです。倖田來未も自分で「倖田來未の中で代表曲」だと言いました。「NO ONE」の投稿にも書きましたが、倖田來未が昔の辛い経験から学んだことの1つは、人がどう思っているのかを気にせずに前に進めば良いということです。「人がどう思うかではなく自分がどう生きたか」という言葉もあって、シンプルかもしれませんが、聴くべき人が圧倒的に多いと思います。そういうストレートな言葉でも考えさせられますね。純粋なメッセージが鼻で笑われてしまうような時代に、くぅちゃんが人間臭く涙ぐみながら自己肯定感や夢について語っているのすごいなと思いますね。
みんな「WALK OF MY LIFE」というタイトルを聞いたら、多分、倖田來未の思い入れがある曲の「WALK」を思い出しますね。でも、「WALK」よりも意味が深くて、「WALK OF MY LIFE」は命をかけてしまうぐらい重要な岐路について、自分を信じながら自分なりに歩き続ければ幸せになると伝えてくれます。
「I am finally free」はやっと解放された、という意味なのですが、自分が自由になれるという選択肢に気づいて気持ち的にも解放された、という感じだと思います。大成功したゆえの大変な道を歩いてきた 「WALK OF MY LIFE」を振り返って、その先の道を進んで行く、ということをタイトルが象徴しています。「WALK OF MY LIFE」はずっと続きますが、成長した倖田來未がこれからの道を覚悟して迷わずに歩き続けられます。これからの彼女の挑戦とチャレンジは楽しみの一つになりますね。
ニューヨークで生まれ育った私にとっては、この歌が大好きなのですが、「WALK OF MY LIFE」のPVの舞台がニューヨークになっていることで更に思い入れが強くなりました。大好きな曲のPVのためにニューヨークを選んでくれて本当に嬉しいです。
このランキングの歌を是非聴いてみてください!
「WALK OF MY LIFE」の歌詞が全部大好きなので、最後にすべての歌詞を書きます。
君はいいねと 何も出来ずに
口をつぐんだ
同じ景色は 二度とこないのに
見逃していた
今しかない大切さを
鳴り止まない 痛みもいつか
消える日が来る 世界は回る
「I'm alone, I'm alone」
そんな事 もう言わない
踏み出しては立ち止まるだろう
生きる意味をみんな探すだろう
I am finally free
周りは変わってないと言うけど
変わらなきゃいけないのは今で
I can finally
Start from where we ended
So begins a walk of my life
君は強いね 言われ続けた
だけどいつだって
鏡の前で 肩震え you know
本当の自分知る人なんて
いないよね
何度間違い 何度引き返し
そんな事でも
行きたい場所へ 進み続け
止めることしない
泣きながら強くなるだろう
立ち上がる意味を知るだろう
I am finally free
周りは変わってないと言うけど
変わらなきゃいけないのは今で
I can finally
Start from where we ended
So begins a walk of my life
枯れた落ち葉は悲しげに
ハラハラと眠りにつく
周りがそう見るだけで
本当は笑ってるんだ
人がどう思うかではなく
自分がどう生きたか
他の誰よりもではなく
自分らしく going on
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